エンジニアの心を整える技術2を読んだ
先日Webで見かけた「エンジニアの心を整える技術2」という本が気になって読んでみたので、その感想です。
エンジニアの心を整える技術2とは
BOOTHというpixiv社が運用している、クリエイターが作品を自由に販売できるサイトで購入できる書籍です。
本来は技術書典8で販売される予定だったらしいですが、残念ながらコロナウィルスの影響で中止になってしまいました。
そのため、PDF版のみですがBOOTHにて購入できました。
なぜ購入しようと思ったのか
紹介文を読んでいて、以下の部分がまさに当てはまるなぁと思ったからです。
あなたは、いま、このような想いの中に、いるのかもしれません。 * プロジェクトの終わりの見えない忙しさ * 残業続きで抜けない疲れにぐったり * 最新技術やプログラミング言語習得の流行り廃りの虚しさ * 職場でのやり場のない怒りや悲しみ * 未来に対する漠然とした不安
自身に当てはめると以下のような感じでした。
少しでも状況や心の持ちようを改善できないかと思い、思わず手が出ました。
- 業務負荷が上がってきており、週末では疲れが取れない
- そこそこユーザーの増えてきたSaaSのサービスを主担当のエンジニアとしては自分1人だけなので心理的につらい
- ロールが少し変わったため、自分の生産性を発揮できてはいない
- 設計やコードに携わることが減ってきており、最新技術についていけなくなるおのではという不安
読んでみた感想
SHIROBAKOの名言が所々散りばめられていて良い
SHIROBAKOとは、アニメ制作現場をアニメ化したもので、2020年2月29日に劇場版も公開されています。
色々な部分で、「あるある」と共感できる内容になっており心に染みる名言も多い作品になっています。
もちろん劇場版も観ました!
まえがきの段階から、確信を突かれるようなSHIROBAKOのセリフが載っており一気に引き込まれました。
Slackとの付き合い方を見直すきっかけになった
3.6.4 Slack をミュート・退出せよ。心に「ゆとり」を取り戻せ
上記の章には、「はっ」とさせられました。
Slackは便利な反面、様々な情報が飛び交いメンションがついたものは「すぐに見なければ」という意識になってしまっていたなと思います。
この章を読んで、Slackとの付き合い方を少し見直したいなと考えさせられました。
自己肯定感について考えるきっかけになった
第4章 自己肯定感を整える技術
この章については丸々、グサりとくる内容でした。
とくに自己否定に関する部分は自分に当てはまる部分が多く、心の持ちようを変えたいと考えさせられます。
全体を通して
ページ数はそれほど多くないので、小一時間で読める内容になっていました。
そのため、一気に最後まで読み進められ、ビジネス書などにあるような寄り道もほぼないため、スッと内容が頭に入ってきました。
一部は実践的な内容も書かれていたので、試してみたいなと思います。
BOOTHにて購入できるので、気になった人は読んでみてください。