噂のjupyterをMacで利用できるようにしてみた
少し前からjupyterが便利という声がチラホラと聞こえて来るようになりました。
python使ったことないしなー・・と躊躇していたのですが、色々あって試してみることにしました。
jupyter
jupyterって何かと言われると、まだあまり詳しくないのですが、Webブラウザで使えるREPLのような感じらしいです。
書いたコードや実行結果の履歴が自動で残ったり、グラフの描画ができたりととても高機能らしいです。
また、コードだけではなくMarkdownでメモを残したりもできるので、「もっと早く使っておけばよかった・・」という感想です。
そもそも何でjupyterを知ったのか
↓Udemyのこちらのコースで知りました。
pythonとデータサイエンスが学べるコースになっています。
機械学習をやってみたく、pythonやnumpyなどのライブラリについて学べるので思い切って受講しました。
セールで安かったのもありますが、、、
このコースでは、jupyterではなくipythonという名前で登場しています。
コース内で以下のコマンドで起動する所があるのですが、起動できなくて相当ハマりました。。
$ ipython notebook
というわけで、python初心者ながら色々調べてなんとかなったのでメモ
pyenvのインストール
コース中では、直接anacondaをダウンロードしてインストールしているのですが、それは嫌だな、、と思い、pyenvでインストールすることにしました。
まずはサクッと Homebrewでpyenvをインストールします。
$ brew install pyenv
続いて~/.bash_profile
の編集
↓を~/.bash_profileに追記します
export PYENV_ROOT="${HOME}/.pyenv" if [ -d "${PYENV_ROOT}" ]; then export PATH=${PYENV_ROOT}/bin:$PATH eval "$(pyenv init -)" fi
~/.bash_profile
を再読み込み
$ source ~/.bash_profile
pyenvコマンドが使用できるようになっていればOK
$ pyenv --version pyenv 20160303-45-g12069a1
anacondaのインストール
続いてanacondaをインストールしていきます。
anacondaはデータサイエンスに必要なパッケージをまとめたもの(?)らしいです。
※jupyterを使うだけならminicondaでも良いらしい。
まずはインストール可能なパッケージを調べます
今回はpython3系をベースとした anaconda3系をインストールしました。
$ pyenv install --list | grep anaconda3 anaconda3-2.0.0 anaconda3-2.0.1 anaconda3-2.1.0 anaconda3-2.2.0 anaconda3-2.3.0 anaconda3-2.4.0 anaconda3-2.4.1 anaconda3-2.5.0
続いてインストール
$ pyenv install anaconda3-2.5.0
インストールされたか確認してみます
$ pyenv versions system * 3.5.0 (set by /Users/${username}/.pyenv/version) anaconda3-2.5.0
anacondaを特定のディレクトリ配下に割り当て
anacondaを利用したいディレクトリを作成。
$ mkdir ~/Documents/jupyter
作成したディレクトリにanacondaをローカルインストール
$ pyenv local ~/Documents/jupyter #これで ~/Documents/jupyterディレクトリ配下のみanacondaが割り当てられました。
anacondaをインストールしたディレクトリに移動してjupyterを起動してみます。
$ cd ~/Documents/jupyter $ jupyter notebook
これでブラウザでjupyter notebookが利用できるようになっています。
今回は以上!